加藤タキ

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加藤タキ profile

仕事内容

仕事を始めて50余年 (うち20年ほどショービジネス・コーディネーターとして 活動したキャリアを含む)、そして70余年の人生を通じて学んできたことを活かし、 少しでも自分らしく世の中のお役に立てること、また本人が関心を寄せていること等を中心に、 多岐にわたり “仕事” としている。
女性初の国会議員の一人であり、104年の天寿を全うするまで、生涯現役として 提言を続けた明治人の母・加藤シヅエの精神と言葉を広く語り継ぐことを、使命の 一つとし、講演や執筆に励む。

職歴

1966年アメリカ留学から帰国後、『ニューズウィーク』誌元・東京支局長の リサーチャーを経て、『タイム・ライフ』誌 東京支局編集部に勤務、支局長秘書 及び政治・経済・文化等のリサーチャーとして、各界人へのインタビューもこなす。 支局長の米国帰国後、タイム社を退社するが、その時の実績と行動力を評価され、 「ザ・モンキーズ」の通訳を機に、ショービジネスの世界へ。

音楽事務所・音楽出版社 役員を経て、コーディネーターとして独立。

1975年 (株)タキ・オフィス設立。

オードリー・ヘップバーン、ソフィア・ローレンといった海外大物アーティストの CM出演交渉やコンサート、東京音楽祭など20年にわたり携わり、国際間の コーディネーターの草分け的存在となる。
同時に1975年より(株)丸井スポンサードのディスクジョッキーを10年間務める。

1982年再婚、’87年出産を機に海外出張を控えて家庭生活を中心に据え、講演、 シンポジウム、TVコメンテーター、各種委員、著述等、国内に活動の場を広げる。
委員としては、現在、文化放送 番組審議会 副委員長と、「日本クリエイション大賞」(日本ファッション協会主催) 選考委員を務めている。

また、キャラクターモデルとして、Honda車 “Z” 、三陽商会、渋谷西武などに 起用され、現在は1995年より、ベリタス販売(株)の飲む全身美容「イミディーン」をはじめ、基礎化粧品の広告、ショップチャンネルに出演中。

受賞

2017年
アンチエイジングネットワーク主催
「第11回アンチエイジング大賞 特別賞」

2009年
日本アンチエイジング歯科学会主催」
「アンチエイジングアワード」

1998年
東京都中央区ウエルネス・コミュニティ協会主催
「感動文化賞 第9回ハーティーファミリー賞」

ボランティア活動

国際NGO 認定NPO法人 AAR Japan[難民を助ける会]

www.aarjapan.gr.jp

「難民に冷たい日本人」という国際世論に対し、日本人の善意を示そうと、1979年 相馬雪香さんが呼びかけ、設立。政治・思想・宗教に偏ることなく、これまで世界の 50地域以上で支援活動を行う。創設者の盟友であった母・加藤シヅエの志を継ぎ、 2004年から理事として参加し、現在は、副会長を務める。その活動でザンビア、 ミャンマー、ラオス、上海、ニューヨーク、宮城、福島を訪問、精力的に励んでいる。 当時59歳、可能な限り仕事を続けたいと思うと同時に、なにか自分らしく社会に 還元できることはないかと模索していたところ、機会をいただいた。
「一人ではできないことも、寄付を通じてその善意は、支援を必要としている世界の人々に着実に届く」ということを、伝えて行きたい。

NPO法人 新現役ネット

www.shingeneki.com

大人世代が得てきた知識、経験、技術、情熱を、社会にもう一度発信しよう、という 趣旨で2001年に設立。 翌年Forumのパネリストとして参加し、会員となる。
2004年以降理事として関わり、2020年より前任の故・岡本行夫氏に託されて、 理事長を務める。

Team Salt’n Sesame チーム・ソルトン・セサミ

2007年、飯野晴子、小室知子、中尾ミエと共に、白髪を染めない仲間4人で"ごま塩チーム"を発足、 身の丈に合った社会への恩返しとしてチャリティ・パーティなどを開催。
・アニマルセラピーを行う日本動物病院協会のCAPP
・高齢者や難病施設の子どもたちへ、アート体験を届けるアーツアライブ
・福島の被災地の人々へ、からむし織機を贈りワークショップを開催
・原発12km富岡町に残り、動物たちの世話を続ける松村直登氏
その他、様々な寄付先へ、4人がその活動を実際に体験し、手作りのチャリティを 皆で愉しみながら、重ねてきた。

家族

父  加藤勘十  
1892-1978 社会活動家/国会議員・労働大臣

母  加藤シヅエ 
1897-2001 社会活動家/国会議員(女性国会議員 第1号)
(財)家族計画国際協力財団会長 他、国連人口賞受賞

夫  黒川雅之  
1937- 建築家・プロダクトデザイナー

長男 黒川 彰
1987- スイス建築アカデミー大学院卒、建築家

RESPECT

Affected Person

母・加藤シヅエ & 親愛なるオードリー・ヘップバーンさん

母(1897年〜2001年)は、明治・大正・昭和・平成の激動の時代を 社会活動家・政治家として104歳の天寿を全う。 女性の地位向上、自らが決める出産のための産児調整の普及に務め、 愛と勇気と信念をもって生きることを、教え、今も天国から導いてくれる。

オードリーさん(1929年〜1993年)は、世界を魅了した華麗かつ篤実で ひたむきな63年の生涯。 永遠の映画スターとしては、没後28年を経た今も『SCREEN』誌にて第1位。 深い慈愛と強い意志をもって、ユニセフ親善大使として、精一杯 世界の悲しみをなくすべく献身した、人間性への共感も含まれるのだろう。 仕事とプライベートを通じて学んだことは、そして、家族ぐるみで親交を温めてきた数々の 思い出のシーンは、今も私の心に深く刻まれ、あたたかい。

慈愛に満ち、凜としたふたりの女性から受け取った心のメッセージを、 大切に、伝えてゆきたいと思う。

ALBUM

History of Taki Katoh

HOBBY

Hobby of Taki Katoh

HOBBY

目下off time では、67歳から本格的に始めたダンスに夢中。
この年齢でも筋力がつき、より健康になった。
ずっと憧れていた “Shall we ダンス?”
「いつか」と思い続けていると、ちゃんと「いつか」は来ると実感。